二十一味家は、21種類のスパイスを使った本格カレーがメインのお店です。半田市内のカレー専門店としては、スパイスカレー好きに注目されているお店ではないでしょうか。そして値段もとてもお値打ちです。

咖喱 二十一味家 スモークドチキンカレー

上の写真は看板メニューとも言えるスモークドチキンカレーです。

ブログ運営者「半田なう」のレビュー

このページに、いくつものカレーの写真がありますが、どれもスパイシーで美味しそうでしょう?  そう。美味しいんですよ。このジンジャー(生姜)が効いた本格的なスパイスの味わいと落ち着いた空間が二十一味家の人気の理由だと思います。

二十一味家に行くと、たいていいつもスモークドチキンカレーを注文するくらいにカレーの味は気に入っています。(カレーはチキン、ベーコン、カラマリと具材が違うだけで味のベースは基本的に同じです。たぶん。もしかしたら何かが若干違うのかもしれません)

キーマカレーはまだ食べたことがありません。 また食べることがあれば追記しますが(本日2025年10月21日にスパイシーキーマカレーを食べてきましたので追記しました)、どうしても二十一味家に行くとスモークドチキンカレーになってしまうんですよ。私の場合は。

私はカレーなら個人のお店としてはたぶん日本一有名と思われる東京のスパイシーカレー 魯珈(ろか)やテレビ番組「デララバ」で東海地方で本当に美味しいカレーベスト3に入った名古屋市の善左衛門咖喱(1位)、スープカレーのイシバ(3位)なども行っていますが、それらのお店と比べても二十一味家のカレーは遜色ないと思っています。

もっとも最近はカレーとひとくくりにしてしまうのは不自然かもしれませんが。

以前はカレーと言えば一般的なカレーライス(具材とスパイスの配合で勝負)かナンで食べるインドカレーかの二択のような状態でしたが、いつからかキーマカレーが登場し、北海道のスープカレーもカレーと呼ばれ、エリックサウスに代表される南インドカレーなど、今はカレーと言っても多岐にわたります。

ですから、「どこのカレーが一番美味しいか?」なんてひとくくりにしてしまうのは、ラーメンで言えば「味噌ラーメンの美味しいラーメン店と塩ラーメンが美味しいラーメン店のどちらが美味しいラーメンか?」と言うのと同じようなものという気がします。

このようなことをこのページで書くのも、二十一味家は二十一味家のカレーとして他と比べてもあまり意味がないと思えるくらいに個人的に二十一味家のカレーが好きだからでもあります。ちなみに、半田警察署近くのHajikami(ハジカミ)にも二十一味家のカレーと似た味のカレーもありますが、私は二十一味家のカレーのほうが好きです。

2025年10月21日追記
今日は初めてスパイシーキーマカレーを食べてみました。

二十一味家のスパイシーキーマカレー

上の写真がスパイシーキーマカレーです。キーマカレーというと液状の部分が少ないカレーが多いですが、二十一味家のキーマカレーは上の写真の通りでスモークドチキンカレーと同じベースをキーマカレーにした感じでとても美味しいです。スパイシーキーマカレーと「スパイシー」と冠されていますが、スパイシーではっても特別に辛いというわけではなく美味しいです。ただし、乾燥させた唐辛子が1つ入っていて唐辛子は凄く辛いです。途中で唐辛子を食べたのですが、少しの間は水が甘く感じたりキーマカレーの味がわからなくなったりするくらいに辛いですから辛いのがあまり得意でない人は唐辛子は食べずに残したほうが良いかもしれません。

ドリンクに関してはチャイやルイボスティーなどがあり、特にアツアツのチャイにはスイーツもついてきます。店内の空間の落ち着きとオシャレさが良いですね。

後、カレーとは無関係ですが、メニューのスパイスの説明に関する表現が面白かったり、店内に置いてある書籍のセレクト(趣味嗜好?)が面白かったりと個人的にその点もお気に入りです。

二十一味家の日について

毎月21日は二十一味家の日になっていて限定カレーがメニューに加わります。

2025年9月21日はスモークドボニートカレーでした。

二十一味家の日、9月の看板

二十一味家のスモークドボニートカレー

チキンの代わりに燻製ボニート(カツオ?)のカレーです。

2025年10月21日は、とんちゃんどてカレーでした。

二十一味家の日、10月21日の看板

二十一味家とんちゃんどてカレー

上の写真は、とんちゃんどてカレーです。

ベースはほぼ同じなのですが、とんちゃんどての味噌味の甘みとカレーの相性が抜群でとても美味しいカレーでした。

限定メニューなのが残念ですが、21日の二十一味家の日だけでなく残りがあれば翌日以降もメニューになっているようです。ボニートは9月22日に食べましたから。

二十一味家の口コミ

「毎月お伺いしていまーす♪ 大好き」

「いろいろなスパイスが織りなす複雑なフレーバーが口中に広がります」

「辛さは抑えめだけど、しっかりスパイスが効いていて味に深みがある」

「野菜のトッピングがめちゃくちゃ美味しい」

といった声が寄せられています。

二十一味家 半田市の基本情報

二十一味家は、愛知県半田市長根町にあるスパイスカレー専門店です。住宅街のマンションの1階にある、とてもハイセンスなカレー屋さんで、一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気が特徴です。

咖喱 二十一味家の外観

基本データ(2025年10月16日現在)

正式名称: 二十一味家(にじゅういちみや)
住所 :愛知県半田市長根町2-69-1 長根ハイツ1階
電話番号 :不明
公式SNS: X(旧Twitter): @_21miya
営業時間: 11:00〜20:00
定休日: 木曜日
予算:(目安) ランチ・ディナーとも 〜1,000円~1,999円
席数 :カウンター席・テーブル席あり
個室 :なし
禁煙 :全席禁煙
駐車場 :あり(3台程度、やや狭い)
カード決済 :可(VISA、Master、JCB、Diners)
電子マネー: 可(交通系電子マネー、PayPay)
アクセス: JR武豊線・乙川駅から徒歩19分(1,493m)、名鉄河和線・半田口駅から徒歩25分(近くの人でない限り車で行くしかないでしょう)

二十一味家のメニューの写真

二十一味家の基本メニュー

上のメニューの写真は2025年10月現在のものです。以前はスモークドチキンカレーが650円という驚きの価格でした。値上げがされた今でも750円はコスパ抜群ですね。他のカレーの950円も他店と比べたらとても安いです。

カレーの特徴

21種類のスパイスを使った本格スパイスカレーが自慢。カウンター越しにスパイスの瓶が並んでいるのが見え、オーダーが入ると壺から取り出したスパイスを調合しながら調理していきます。コンクリート打ちっ放しの壁とダークブラウンの木製家具の店内はカフェのような落ち着いた雰囲気で、一人でカウンターで本を読みながら長居したくなるような空間です。

おすすめメニュー

「スモークドチキンカレー」「ベイコンカレー」「カラマリカレー(イカ)」などが人気。それぞれライスだけではなく、うどん仕立てでの注文も可能です。スモークドチキンカレーはオープンからの定番メニューで、桜チップで燻製した鶏肉が特徴。野菜トッピング(200円)は串に刺さった焼き野菜で、視覚からも食欲をそそります。

下の写真はマサラキチディというカレーで比較的新しいメニューです。スモークドチキンカレーをリゾットにした感じのカレーで、これまたとても美味しいです。

咖喱 二十一味家のマサラキチディ

辛さの調整

辛いのが好きな人は「辛実プラス」でハラペーニョやキャロライナ・リーパーなど超激辛な唐辛子の実をトッピングできます。また、辛いのが苦手な人にも「辛味弱弱仕立て」が用意されています。卓上には味変用の追加スパイス(辛味、風味、旨味の3種類)も常備されています。

デザート・ドリンク

マサラブリュレ(謎の甘味)300円、チャイ、ルイボスティーなどがあります。チャイにはサツマイモとカボチャのマッシュしたスイーツがついてきます。

マサラブリュレは以下の写真のものです。ネット上では「謎の甘味」とも表現されていますが(というか二十一味家のメニューにも謎の甘味と書かれていますが)ほのかにスパイスが香るブリュレ仕立てのアイスクリームです。

咖喱 二十一味家のマサラブリュレ

公式サイト・SNS

公式X(旧Twitter)が公式アカウントとして機能しており、新メニューや営業日などの最新情報が発信されています。

それだけでなく、店主の方が各地のカレー店に行っていて、その情報も発信されていますから面白いですよ。私も「こんなカレー屋さんがあったのか」と参考にさせて頂いています。

まとめ

二十一味家は、半田市の長根町にある「21種類のスパイスが主役」のカレー専門店。本格的なスパイスカレーと、落ち着いた店内で楽しめる雰囲気が魅力。スパイスカレー好きやカフェ巡りが好きな方、一人でのんびり食事したい方に特におすすめです。営業時間や定休日は公式SNSで最新情報を確認してください。